市原市古市場O様②現地調査|屋根板金の釘打ち直しやシーリング処理で雨水の浸入を徹底的にブロック

皆さんこんにちは!
前回に引き続き、千葉県市原市古市場O様邸のレポートです。
今回は屋根板金メンテナンスの様子をご紹介!
端がデザインカット加工されているスレート屋根

O様邸の屋根はスレート屋根材で、端にデザインカットがあるタイプでした。
屋根自体は雨漏りもなく、目立った破損はなかったので塗装のメンテナンスで十分対応できます。
ただ、屋根板金は経年劣化で釘のゆるみや隙間が開いている箇所がありました。
どんな症状があると要注意?

屋根板金は高い位置にあるので見づらいですが、目視以外に音もチェックポイントになっています。
ふとした時にチェックする習慣をつけておくと、異変に早く気づけるのでおすすめです!
屋根板金セルフチェック
- 浮いていないか
- サビなどで変色していないか
- 強風の日に「ガタガタ」と屋根から音がしないか(外れかけている)
- 建物近くに金属の板が落ちていないか
ご自宅に当てはまる症状がないかぜひチェックしてみてくださいね!
まずは屋根板金の釘を打ち込み直し


屋根板金を固定している釘が浮いている箇所が多々あったので、ハンマーで打ち込み直しました。このゆるみを放置してしまうと、台風などの強風時にはがれたり飛んでいってしまうことがあります。
※実際、台風後の屋根板金修理依頼は多いです。

少し不安定だなと思う場所には、追加でビス(ネジ)を打ち込みました。
屋根板金の下には木や樹脂などの土台があるのですが、経年劣化していると釘を打っていても安定しにくい場合があるからです。
※土台まで劣化していた場合は土台を入れ替えたり、屋根葺き替えやカバー工事をご提案することもあります。
屋根板金の隙間をシーリング処理


つづいて、屋根板金同士の隙間をシーリング材で埋めました。
住宅を建てる際にも同様の処理はされるのですが、やはり経年劣化でシーリングが固くなってはがれてしまったり、風などの衝撃が積み重なってズレてしまうことがあります。
雨漏りを防ぐため、こうした隙間を埋めて完全に雨水をブロックすることが大切です!いちずリフォームでは細かな部分までしっかり点検して適切な処置を行います。
何年ごとに点検すると良い?
屋根板金の点検は5〜10年に1回は行うと安心です。万が一ズレやはがれがあっても、対処が早ければ雨漏りを防げます。屋根をリフォームしない場合でも、信頼できる業者に定期な点検をお願いするとよいでしょう。
O様邸の屋根板金メンテナンスが完了しました!

屋根塗装の前に屋根板金など細かな部分を点検するのは非常に重要です。釘のゆるみや隙間を放置して塗装をしても、早期にトラブルが起こっては意味がありませんよね。
ありがたいことに「いちずさんが見つけてくれなかったら気づいていなかったよ」「他の見積した業者はここまで丁寧に見てくれなかったのにすごいですね」とお客様に誉めていただくことも多いです!
いちずリフォームではお客様第一に住宅の隅々まで点検をして、言われたことをやるだけでなく常にプラスαの価値を提供していくことを目指しています^^
次回は屋根塗装の様子をお届けしますのでお楽しみに!
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/
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