千葉市若葉区T様邸①現地調査|コケが生えたスレート屋根が目立っていました

皆さんこんにちは!
今回からは、千葉県千葉市若葉区T様邸のレポートです。
今回は現地調査の様子をご紹介!
メンテナンス方法を見極めるために住宅の状態をくまなく
スレート屋根にはコケが生えていました


スレート屋根は10〜15年ほどすると防水力が落ち、湿気がたまりやすくなります。
適切な時期に塗装でメンテナンスしていれば防水力の低下を遅らせることはできますが、雨漏りがないからいいかと放置してしまうとコケだらけになってしまうことも。
T邸は築25年以上とのことで、かなりコケが生えていました。気にはなっていたそうですが、毎日忙しくリフォームのタイミングをなかなか決められなかったそうです。



軒天は黒ずんでおり、雨樋はサビて茶色に変色していました。また、外壁もコケや黒ずみ汚れが目立っていました。
シーリングが劣化して隙間ができていました



シーリングとは、外壁材の目地や窓サッシとの隙間を埋める樹脂のこと、それを充填する工事のことです。
施工から10年ほどは柔軟性を保っていられるのですが、経年劣化で硬くなると徐々に外壁からはがれ、隙間ができたりヒビ割れたりします。
定期的に打ち替え(交換)しなければなりません。T様邸のシーリングも数え切れないくらい隙間が見受けられました。
黒ずみが目立つベランダの床


ベランダは雨水がとどまりやすいため、コケやカビが生えやすい場所です。T様邸もご覧の通り、コケが黒ずんで固まっていました。
同じようなベランダになっている方も多いのではないでしょうか?でも心配しすぎなくて大丈夫です。
高圧洗浄で表面の汚れを落とし、トップコート塗り替えをすると驚くほどキレイになりますよ。
トップコートって何?
防水層を守るためのコーティング材です。防水層はその名の通り雨水の侵入を防ぎますが、紫外線には弱いです。そのため、トップコートでコーティングして紫外線から防水層を守り劣化を防ぐことが大切です。
T様邸の現地調査が完了、屋根カバー工事をご提案しました

住宅全体の調査が終わりました。雨漏りはなかったものの、屋根材の劣化が激しかったので、屋根カバー工事を行うことに。
(古い屋根材を設置したまま金属屋根でカバーしていきます)
屋根葺き替えよりも費用が抑えられるため、スレート屋根の住宅でよく行われる工法です。また、外壁と付帯部塗装、ベランダのトップコート塗り替えもご提案しました。
次回は屋根カバー工事の様子をお届けしますのでお楽しみに!
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/
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